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来月10日付けで異動を言い渡されました。

同じ職場の一階フロア。



社会人一年目。

性悪い人間、きっつい人間、いっぱいだった。エピソードを話せばきりがない。しかし、その中で過ごせた一年は濃い濃いものだった。

ほんまに色んなことを学ばせてもらった。



暗いのでmixi日記(blogには書いたけど)の話題にはしなかったが、

人間模様の中でバランスを取ったり、理不尽に耐えたり、経験不足にあえいだり、夜勤地獄に苦しんだり、癇癪に耐えたり、時間に追われたり、自分の意図せぬところで勝手な話が進んでいたり、暴力に耐えたり、体調不良に限界を覚えたり、軽い憂鬱と戦ったり、低賃金にいらいらしたり、笑えなくなったり…

(上記読まなくていいです。


職員体制は安定せず、折角新しく入ってきても派遣会社とのもめごとやら厳しすぎる勤務にすぐに辞めて行く職員。

仕事を教えてもすぐに辞めていく人間たちにだんだんと疲れ、新しく入ってくる人を信用できなくなった。


看護婦の横暴や癇癪に不満爆発。


ついにはベテラン職員まで離職者が現れた。
(今回の異動はベテラン職員の穴埋め。つまり僕にベテランの穴を埋めろと。無理だろ。笑


ほんまに「忍耐」を知った一年だった。

でもそれらの根本は自分の未熟さであることも知った。






「吾妻君が下のフロア行くのいやや」

異動を言い渡されたとき、同フロアの同期の女の子が泣き始めた。


別れを惜しんで泣いてくれる同期のありがたさ。
彼女がいなければ、僕はまず間違いなく去年の五月で心折れていただろう。

今は研修が一ヶ月も(へたすりゃ二ヶ月くらいあるのかな?)あるが、僕と彼女が入ったのは開設当初だったゆえ、研修期間はたった5日だった。

言わば、「放り込まれた」のだ。
今思い返すと何故辞めなかったのか不思議である。笑

というか何していいかわからん。


事実、去年一年で彼女の泣き顔は仕事中何度も見ることになった。


新人二人はひたすらに愚痴りまくった。


「もうしんどい」「辞めたい」「疲れた」


何度話したろう。


「●○さんがfjoaeroaふぉわjふぉあご…」
「××さんがgほがkぎはlgははい;gひ」


何度話しただろう。



そんなあなたにとって、僕は涙を流す価値のある人間であれたのだと。
その事実が嬉しかった。




しかし、そんな彼女に対して、僕の口を割る言葉は

「というか下のフロアやん。笑」とか「モテる男はつらいねえ。笑」とか、そんなんばっか。


どんだけ不器用なんだ僕は。感情を表に正直に出せないのだろうか。













あなたと一緒に仕事できてよかった。


ありがとう。








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